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AED

たなべ内科クリニックでは、令和3年3月3日の開院に向けて、2月に入ってから、職員研修を開始していますが、本日2月4日にはAEDの研修がありました。当院にてこの度採用となった、日本光電のAEDの搬入の日に、日本光電の方に講習をしていただきました。AEDとは、心停止の時に機器が自動的に心電図の解析を行い、心室細動という致死的な不整脈を検出した時には、不整脈を止める電気通電を行う「自動体外式除細動器」です。心室細動などの緊急事態時に、AEDにて対応する方法に関して、人体モデルを持ってきてもらい、AEDの装置の使い方についての研修を行いました。日本光電さんのAEDは純国産で質の高いAEDを製作されています。工場にて職人さんが一つ一つ責任をもって手作りで製作されているそうで、非常に精度が高く、専用の容器に入っているAEDは、専用容器に装着されているリモート監視システムにて、毎日バッテリー残量などの異常が発生していないかのデーターを、通信してAEDの状態をチェックしているとのことでした。人体モデルを使ってのAEDの研修とともに、本日はi-gelという気道確保のデバイスの説明と、人体モデルを使用しての研修も行いました。このi-gelはブラインドで口から挿入しても、カフが喉頭周囲にフィットして気道確保ができるという優れものです。頻繁にあることではありませんが、緊急時の対応にも十分備えておく必要があり、大切な研修を行うことができた一日でした。

 

参考ブログページ:AEDトイカプセル