悪性腫瘍の発見・治療について
たなべ内科クリニックは、内科・消化器内科を専門とするクリニックで、内視鏡検査やエコー、レントゲンなどの検査により、いろいろな疾患の診断や治療を行っています。その中でも特に悪性腫瘍に関しては、早期発見・早期治療が重要であり、たなべ内科クリニックでは内視鏡検査や超音波検査を中心として、各種検査による的確な診断を心掛けています。たなべ内科クリニックでは、令和5年もいくつかの悪性腫瘍の診断・治療を行いました。令和5年の1年間で、食道癌2例、胃癌2例、十二指腸癌1例、膵臓癌1例、転移性肝腫瘍1例、大腸癌9例、卵巣癌1例、前立腺癌1例、悪性リンパ腫1例の計19例の悪性腫瘍を診断しました。その中で大腸癌は、早期癌が5例で、進行癌が4例でした。胃癌や大腸癌は、たとえ癌でも転移の可能性が無く病変が浅い層にとどまっている早期癌であれば、その形態などにもよりますが、内視鏡での切除により完治が可能です。内視鏡治療が困難な一部の早期癌や進行癌でも、癌が全身に広がる前に治療を行うことができれば、外科的治療や各種治療を併用した集学的治療で完治が望まれます。そして、悪性腫瘍の治療では、早期発見・早期治療が非常に重要です。そのため、たなべ内科クリニックでは、定期的な検査を行うことを皆さんに強くお勧めするとともに、今後も精度の高い検査を行い、地域の皆さんの健康維持に少しでも貢献できればと考えています。