悪性腫瘍の発見・治療について

悪性腫瘍の発見,治療について

たなべ内科クリニックは、内科・消化器内科を専門としているクリニックで、内視鏡やエコー、レントゲンなどの検査を行うことで、患者さんの病気の診断や治療を行っています。クリニックを受診される患者さんの色々な病気の中でも、特に悪性腫瘍に関しては早期発見・早期治療が重要であり、当院では内視鏡やエコーなどの各種検査により、的確な診断を心掛けています。たなべ内科クリニックでは、昨年も何人かの患者さんの悪性腫瘍の発見・診断・治療を行いました。令和6年の1年間で、胃癌5例、大腸癌8例、膵臓癌2例、肝臓癌3例(転移性肝腫瘍を含む)、胆管癌1例、白血病1例、神経内分泌腫瘍2例の計22例の悪性腫瘍を発見・診断しました。その中で、胃癌は5例すべてが早期癌であり、大腸癌は8例のうち早期癌が5例で進行癌は3例でした。胃癌や大腸癌ではたとえ癌でも転移の可能性が無く病変が浅い層に留まっている早期癌であれば、その形態などにもよりますが、内視鏡での切除により完治が可能です。また、内視鏡治療が困難な一部の早期癌や進行癌でも、癌が全身に広がる前に治療を行うことができれば、外科的治療や各種治療を併用した集学的治療で完治が期待できます。そして、悪性腫瘍の治療では早期発見・早期治療が大変重要です。そのために、たなべ内科クリニックでは、定期的な検査を行うことを皆さんにお勧めするとともに、今後も精度の高い検査を行い、地域の皆さんの健康維持に少しでも貢献できればと考えています。